北島英司’s blog

ためになる話をいろいろ書きます。

小説書いてみた

タイトル  水泳部

 

先生  夏になったら水泳記録大会がある! 今は学校のプールは使えないが体力トレーニングをしよう。

部員A 先生ー、あまり張り切らないでください。疲れるから。

部員B そーですよ。プールが始まってからにして良いんじゃないですか。

マネージャ 皆さん、今は暇でしょ。部員同士集まって筋トレしていいんじゃないですかー。

部員A そんなにやりたくないから適当にお願いしまーす。

先生  そうだなぁ、今は筋トレしかできないからなぁ。プール開きになってから本格的にやるとして今は体力を維持する程度でいいかー。そんなに時間をかけなくていいかぁ。

マネージャ 先生、それで良いのですか? 時間のある今の内に体力アップを狙ったほうがいいのではないですか。

先生  でもねぇ、部員は今はやる気ないから仕方ないんじゃないかな?

部員B そー言えば、先生は昔、水泳選手でしたよね。どこまで行きました?

先生  県大会で3位まで行った。

部員A 表彰されていいですね。先生意外とやりますね。

先生  優勝者しか表彰されなかった。

マネージャ そーなんですかー。

部員B 先生は去年も夏にプールで泳ぎ方を教えなかったですけどなぜですか?

先生  水泳は自由に好きなように泳げばいいと思っているからさ。プロのスイマーを目指しているわけでは無いでしょ。

部員A そう言われても速く泳げるようになりたいです。

先生  実は速く泳げる方法があるんだ。

部員B 知ってるなら教えてよー。

先生  プールでないと教えられない。言葉では上手く伝わらないと思う。

マネージャ 今はプールは使えないけどカッコだけでも泳ぐふりをしてもらえませんか?

先生  えっ。

部員A  出来れば知りたいです。お願いします。

先生  じゃ、無理があるけどカッコだけ説明するよ。泳ぐふりをするから腕の動きを見ていて。

先生  クロールから行くね。腕を水面から出して前の水面に入れるときに本であるような泳ぎ方ではなく、今、腕の動きを見ていて、こうやって、手を斜め前に刺すように水に入れて、そして勢い良く腕をかく。テンポよく腕を交互に動かすのがポイントだよ。それと肺活量が重要なんだ。肺活量があったほうが水泳では徳をするよ。

部員B  肺活量はどのように鍛えたらいいですか。

先生  それはね、息を大きく限界まで吸って、それをゆっくり少しづつすーと吐く訓練を一日10分でもすれば良いよ。

部員A 平泳ぎはどうすれば良いですか?

先生  裏技は頭を水面より下で体を水面から出さず、息継ぎの時だけ顔を出して後は水中で泳ぐ方法があるけど水泳記録大会では違反になるから使えない。

マネージャ 先生が裏技教えるのは反則ではないですか。

先生 そーだね。使いたくなるよね。実は腕と足の筋肉が物を言うんだ。筋肉がある人のほうが速く泳げる。

部員B 先生、プール開きが楽しみです。今は肺活量と筋トレをしようと思います。

先生  そーだね。今は部活の時間は短くていいから。筋トレしたほうがいいよね。夏の記録大会が楽しみだね。訓練するほどタイムが速くなるからやりがいあると思うよ。